少し前の事になりますが、長野県にある星野リゾート界アルプスに宿泊させていただく機会がありました。
普段であればもっとリーズナブルな宿泊施設を利用するのですが、Go To トラベルキャンペーン期間だった為、 少し贅沢をと思い家族+義母で訪問いたしました。
国内の旅行や宿泊施設に対してあまり興味のない私ですら星野リゾートの名は「良い宿」の代す名詞として認識していましたので、東京を出発する前から大変楽しみにしていました。
道中、ミーハーな義母が「星野リゾートの中でも界とつく宿はとっても素晴らしいのよ」と褒め称えるので、期待は高まるばかり。
ただ、到着してすぐ「ん?」と思う事が・・・エントランスに車が着けられない構造になっていて、足の不自由な義母を駐車場から歩かせる羽目に。
コロナ対策としてマスク着用、検温、手指消毒を済ませてチェックイン、さぁお部屋に移動というところでまたも「ん?」お部屋は2階なのにエレベータもスロープもない、しかも階段はかなり急。
え?嘘でしょ?2017年にリニューアルした建物がバリアフリーじゃない? 予め障害者がいる事を伝えていれば1階のお部屋にしてくれた可能性もありますが、バリアフリーではないとは夢にも思わなかったので時すでに遅し。
義母には頑張ってもらい、食事、お風呂の都度急な階段を登り降りしてもらうしかなかったのですが、申し訳ないやらガッカリしたやら(というか怒りすら)
気を取り直してお部屋に着くと、大人3名と子ども1名が泊まる部屋としては狭く感じられ、更にガッカリ。外国の人は喜ぶかも、というデザインのお部屋で機能的ではないなぁという印象。
こうなったらお風呂と食事に期待するしかない、とお風呂に行くもただ薄暗いだけの普通の温泉、しかもシャワーの位置が低く、土下座?って程頭を垂れないと頭を洗えない始末。まぁ、私は両手が使えるので左手にシャワーノズル、右手でシャンプーの泡を洗い流す事ができたので良かったのですが、左半身が不自由な義母はさぞかし不便な思いをしたのではないでしょうか(怖くて、お風呂どうだった?とは聞けませんでした。)
最後の望みの食事ですが、これも微妙。食事をする場所の雰囲気は素晴らしく、区切られた空間になっていたので、コロナ禍においても気持ちよく食事ができる空間でしたが、肝心の料理が微妙。
器と盛り付けは素晴らしいのですが、味がイマイチ。プランによるのでしょうがお酒は別料金。まずビールを頼んで(ビールは普通に美味しかったです。)魚系が続いたので、白ワインを頼む事にしたのですが、メニューのグラスワイン欄には白も赤も国産のワインしか記載がなく、国産以外であったのはボトルのシャンパンのみ。
なんだかなぁ・・・と思いましたが、きっと味は確かにちがいない(実はこの時点でかなり懐疑的でした)と思い、グラスのシャルドネをオーダー。
シャルドネがマズいと思ったのは後にも先にもこの時だけでした。※訂正 好みもあると思うのでとにかく私の口には合わなかったとだけさせていただきます。
食事を終えてお部屋に戻ろうとしたところ、囲炉裏を発見‼︎ 宿の人らしきおじさんが、日本酒を振る舞っているではありませんか。近くに寄って行くと、どうぞおかけ下さいと炉端に座布団を敷いてくれ、お酒飲まれますよね?と地元の日本酒を薦めてくれました。ぬる燗、熱燗、冷酒と様々な飲み方で美味しくいただきました。「酒の肴が欲しくなっちゃいますねぇ」と冗談ぽく呟くと「ごめんねぇ、コロナの影響で食事を出せなくなっちゃって。以前はおやきなんかを出してたんだけど」と謝られてしまって、なんだか申し訳ない気持ちになりました。思えばプロに接客されたのは滞在中この時だけでした。※私の言うプロの定義についてはまた改めて。
と、いうことで過度な期待があったとはいえ星野リゾート界には2度と訪れる事はないでしょう。とにかくお年寄りや体の不自由な方に優しくないと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。