最近、5歳の息子に対して絵本を読み聞かせる機会が増えてきたので、タイトルを見た瞬間「読みたい、いや読まなきゃ」という気持ちになりオーディブルで購入しました。自分なりにまとめてみましたので参考にしていただければ幸いです。
まず最初に、日米の読み聞かせの大きな違いが説明されています。日本では親が絵本を読み、子どもは黙って絵を見ながら聞いているのが一般的だが、アメリカでは対話形式で読み聞かせが進んでいく。この対話形式の読み聞かせがダイアロジック・リーディングと呼ばれる手法で、子どもが多くの事を学べると大絶賛。
ダイアロジック・リーディング 7つの問いかけ ①なに質問 (5W1H を使った質問)例:絵を指さしてこれは何?何してる? etc ②①の回答に対する拡張 例:色や様子など具体的に聞いてみる etc ③子どもの答えの反復 例:そうだね、茶色いうさぎさんだね etc ④決まった答えのないやりとり 例:絵に着目しこの絵について話してみてetc ⑤文章を完成させるやりとり 例:最後の一語や反復する内容を子どもに言わせる ⑥ストーリーを思い出させるやりとり 例:どんなお話だったか聞いてみる、この後どうなるか予想を聞いてみるetc ⑦実生活と関連づける質問をする 例:絵本とリアルの共通点を理解させるように促す為に、絵本で動物が出てきたら実際 に行った動物園の話をするetc
ダイアロジック・リーディングを行うのに向いている本の特徴として イラストが充実している事、子どもが興味のある内容である事があげられる。
ダイアロジック・リーディングの大原則 ①発言の主導権を少しづつ子どもに移行する事を心がける。 ②発言しやすい雰囲気をつくる為に子どもの言葉をしっかり受け止める。 ③プラスアルファの情報をさりげなく足す。 ④子どもが楽しむ事が大前提なのでお勉強感を極力消す。
以上を読んで興味をお持ちでしたら、ぜひ原書もご覧になっみてください。
最後に、今日からダイアロジック・リーディングを実践しようと思っていたのですが、そんな日に限って帰宅が遅くなり、息子はもう夢の中でした笑